シンポジウム「海藻類研究の今」基礎科学から応用まで【終了】

2023年度日本付着生物学会シンポジウム「海藻類研究の今」-基礎科学から応用まで-は無事終了いたしました。ご参加の皆様, 並びに開催にあたりましてご尽力賜りました皆様, ありがとうございました。
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海藻類は沿岸の豊かな生態系を特徴づける一次生産者であり、食料資源としても私たちの身近な付着生物です。一方で、船底への付着やバラスト水を通じた生態系撹乱を引き起こすなど環境問題の観点からも重要な付着生物でもあります。このシンポジウムでは、様々な角度から海藻類の研究に取り組む専門家をお招きし、藻類の生活史から養殖や環境問題についてこれまでの知見をまとめるだけでなく、バイオプラスチックへの活用等最新の知見まで、様々な角度から海藻にまつわる現況や課題解決などを解説していただきます。

開催日:2023年10月16日(月)
開催時間:13時30分から17時30分
開催場所:東京大学柏の葉キャンパス 大気海洋研究所 講堂(オンラインと現地のハイブリッド開催)

プログラム(敬称略):
「海藻類の越境移入・東日本大震災と付着生物の移動」羽生田岳昭(北里大学)
「海藻類の藻体断片の色変化を用いた船底防汚塗料の性能評価試験」難波信由(北里大学)
「貧栄養化する海洋環境とノリ養殖の現状」二羽恭介(東京海洋大学)
「日本沿岸のコンブ目海藻と近年の藻場の衰退」秋田晋吾(北海道大学)
「多様なアプローチから紐解く貝殻付着藻類の生態と進化」香川理(筑波大学)
「海藻を原料とした微生物による生分解性プラスチックの生合成」山田美和(岩手大学)


問合せ先
日本付着生物学会事務局
E-mail:sosj-post@as.bunken.co.jp

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このページは、adminが2023年10月17日 08:30に書いたブログ記事です。

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